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すべて手作業のフルオーダー

フルオーダーの特徴とオーダーの流れ

フルオーダーとは、スーツを型紙からすべて手作業で作り上げてもらうオーダーです。体型にピッタリのスーツを作れることはもちろん、スーツに対する要望をすべて叶えることができます。他のオーダー方法でも同様なのですが、フルオーダーでは特に「客の相談・要望に応える能力」や「採寸の方法を始めとした技術力」が問われるテーラーが大切になります。スーツの出来上がりを左右するキーパーソンになりますので、慎重に良いテーラーのいる店を見極めるところから、フルオーダーを始めましょう。

フルオーダーの流れはテーラーによって異なりますが、一般的には、「テーラーと話し合い」、「生地(ブランドを選び、色や柄などを決めます)を選び、オプションを決め」、「採寸」して、「型紙製作」、「仮縫いとフィッティングの1回目」、「1回目で修正があった場合は、仮縫いとフィッティングの2回目」、納得ができたら「本縫い」をしてもらい、「納品」です。

他のオーダーと異なり、型紙製作以降の工程が念入りに進められます。すべてオリジナルということで失敗は許されませんし当然ですね。製作には、3~4週間かかるようです。

フルオーダーの基本の型紙について

フルオーダーの基礎知識として、まずフルオーダーの型紙についてまとめておきます。フルオーダーは型紙から製作するとはいえ、何もないところから作るわけではありません。基本となる型紙があるのです。

フルオーダーの型紙の基本として、主だったものを4つ紹介します。まず、最近注目を浴びている「イタリアンクラシックモデル」です。ボタン位置や胸ポケット、ウエストの絞り位置などが高めに設計されていて、スタイリッシュなものになります。

伝統的で古くない感じにしたい場合は、「ブリティッシュモデル」が良いでしょう。ハイウエストが特徴でサイドベンツにより足が長く見えて、上品なイメージになります。続いてカジュアルめなスーツが好みの場合はトラッドモデルになります。比較的ボックス 型でミシンステッチや3ツ釦段返りなどによりカジュアルさが強調されています。

最後に、「スタンダードモデル」です。伝超的なブリティッシュをベースにした、トレンドに左右されない、その名の通りスタンダードなものとなります。後のデザインやシルエット、ディテールなどについては、思う存分に自分の要望を テーラーに伝えて、思い通りのスーツをオーダーしてください。

良いテーラーであれば、最初の話し合いで、様々な情報を聞き取り、それを判断基準にしながら様々な要望について、的確なアドバイスをくれると思います。

フルオーダーするお店の選び方

ちなみに、どの店にオーダーするかについてですが、できるだけ「老舗の有名なテーラー」にお願いするのが安全です。というのも最近では、仮縫いもしないのにフルオーダーといっている店もあるそうですし、ひどいお店ではフルオーダーと言いながらイージーオーダーで作ってしまうお店もあるようです・・・。

何といっても初めてのフルオーダーの場合、テーラーの腕が良いかどうかは、判断がつきにくいというのが 正直なところです。さらに、フルオーダーの場合、すべて手作業ですから、裁断士や裁縫士といったテーラー 以外の職人さんの腕にも左右されますので、老舗というのも重要な要素になります。

もしも、身近にそういうお店がないようでしたら、詳しい知り合いに紹介してもらったり、インターネットのクチコミ情報を 頼ったりするようにしましょう。テーラーの経歴や受賞歴なども判断の基準になるかもしれませんね。

 
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