最高のスーツを手に入れるために
オーダースーツと既製品で迷っている方を見かけますが、予算がよっぽど限られている場合でなければ、迷わずオーダースーツを選ぶと良いでしょう。その理由を、既製品と比較しながらまとめてみます。
まずは、それぞれの特徴を比較してみます。オーダースーツは、体型に合わせて仕立てられますが、既製品は、日本人の平均サイズで作られています。平均サイズということは、「ほとんどの人に合わない」スーツということです。ですので、必ず体型をスーツに合わせる感じで選ぶことになります。
こちらよりこちらの方が私に合うかな?といった感じで、肩幅を合わせたらウエストが合わなくなったり、袖の長さが合わなくなったりと、スーツに合わせて試行錯誤するのです。「着心地が良くて、違和感のないスーツ」を求めるならば、やはりオーダースーツしかありません。
また、何といっても特徴的なのは、「バリエーションの豊富さ」が違うことです。既製品は、ほぼ店頭に並んでいるだけしかありません。すでに用意されているものですので、当然デザインはいいけれど、好きな生地ではないというようなことが起こりがちです。量販店で購入すれば当然同じスーツで鉢合わせということも起こりえます・・・。
一方、オーダースーツでしたら、テーラーと話し合いながらトレンドや利用用途に応じて、自分らしいスーツを仕立てることができます。もちろん、デザイン(シルエット)や生地を自由に組み合わせられますし、さらにポケットや裾、襟などの形を始めとした様々な箇所をカスタマイズできます。
生地だけでも数百種類、お店によっては数千種類も用意されていますので、それだけでもバリエーションの豊富さが、既製品に比べて圧倒的であることが分かると思います。さらに、イージーオーダーでも数百種類の型紙を用意しているお店があり、フルオーダーでしたら自分の思い通りです。
オーダースーツは、既製品と比べようがないくらい、自分の好みどおりにスーツを仕立てることができるのです。
バリエーションの豊富さだけでなく、耐久性の問題もあります。既製品は、接着縫製の場合がほとんどですので、ある一定の時期がくると型崩れし始めます。オーダースーツの場合は、手縫いですので長持ちします。
ただし、イージーオーダーやパターンオーダーの場合は、接着縫製のお店もありますので、できれば手縫いのお店を選んだ方が良いでしょう。
アフターケアがしっかりしているお店を選んでおけば、型崩れしてもすぐに相談に乗ってくれるでしょうから、それほど神経質にならなくても良いのかもしれませんが、後から知るのも少し騙された感じがするかもしれません。お願いしようとしているお店が手縫いか接着縫製かについて、念のため調べておいて、納得の上で購入した方が良いと思います。
ちなみに、アフターケアといえば、オーダースーツの場合、万が一、傷ついたり、破れたりした場合でも、何事もなかったかのように完全に補修してくれますので、既製品に比べて安心感が違います。
やはり、こうやって比較してみるとオーダースーツにする方が安心ですね。既製品だと型崩れして何度も買い換える可能性があることを考えれば、お得ということにもなると思います。